「また同じことをやっている」と気づいた

実は、このブログを作るのは初めてではありません。

2年ほど前にも、他のサイトを参考にしながらWordPressを開設したことがあります。

デザインを調べて、設定を変えて、また気になるところを直す。

少しずつブログらしくなっていくのは面白かった。

でも、肝心の記事は一つも投稿しませんでした。

自分が納得できる状態になってから始めよう。

もう少しデザインを整えてから。

もっとちゃんとした記事を書けるようになってから。

そう考えているうちに、結局ブログそのものをやめてしまいました。

そして約2年後。

もう一度ブログをやってみようと思い、この「mindmap」を作り始めました。

ところが、気づけばまたデザインばかり触っていました。

「2年前と同じことをやっているな」

そこでようやく、自分の問題が少し見えてきました。


完璧主義は「質を上げる力」にも「始めない理由」にもなる

私は、自分が納得できないものを出すことにかなり抵抗があります。

どうせやるなら、ちゃんとしたものを作りたい。

これは悪いことではないと思っています。

仕事でも、何かを考えるときでも、細かいところまで考えられることは強みになる。

ただし、問題があります。

完成度を上げようとするほど、

「まだ出せない」

という理由も無限に作れてしまうことです。

ブログなら、

デザインがまだ気になる。
文章がまだ弱い。
画像も統一したい。
カテゴリーも整理したい。
SEOも勉強してからの方がいい。

どれも間違ってはいません。

だからこそ厄介です。

正しいことを考え続けた結果、何も公開していない。

これでは、本来の目的から離れてしまいます。


なぜ仕事では動けるのに、ブログでは動けなかったのか

ここで一つ疑問が生まれました。

本当に私は「行動できない人間」なのか。

仕事ではそうではありません。

やるべきことがあれば考えるし、問題が起きれば対応する。

管理職という立場上、自分が動かなければ部下や周囲にも影響します。

一方で、ブログは違いました。

今日記事を書かなくても誰も困らない。

ブログをやめても怒られない。

期限もない。

つまり、

「やらなければならない理由」が外側に存在しない。

だから自分自身で「何のためにやるのか」を決めなければいけない。

私はここが弱かったのだと思います。


今回は、なぜ動けたのか

今回も最初は同じでした。

デザインを直して、また直して、細かいところが気になる。

ただ、2年前と違うものが二つありました。

一つは、分からないところで止まったとき、その都度相談できる存在がいたこと。

もう一つは、

「自分自身で稼ぐ力を身につけたい」

という目的が、以前より明確になっていたことです。

今すぐ仕事を辞めたいわけではありません。

むしろ仕事ではそれなりに評価され、キャリアとしては順調な方だと思います。

それでも、人間関係や部下の教育、組織の中で働く難しさを経験するほど、

「会社の中で評価される力とは別に、自分自身で価値を生み出す力も持っておきたい」

と考えるようになりました。

それなら、自分がこれまで仕事や人間関係で考えてきたことを、文章として残してみよう。

それが今回、ブログをもう一度始めた理由です。


考えすぎているときに必要なのは「もっと考えること」ではない

ここから、あなたの経験を読者向けの方法論に変えます。

私は、動けないときには次の3つを分けて考えるのが有効だと思っています。

① 目的 — 何のためにやるのか

② 完了条件 — どこまでできれば今回はOKなのか

③ 次の一手 — 今から何をするのか

たとえば、このブログなら、

目的:自分の経験と思考を発信し、自分で価値を生み出す力をつける。

完了条件:最初から完璧なブログを作ることではなく、まず記事を公開する。

次の一手:1記事目を書く。

ここまで小さくすると、思考が「未来」から「現在」に戻ってきます。


目的が決まると、完璧の基準も変わる

ここはかなりmindmapらしい考え方にできます。

以前の私は、

「完成度の高いブログを作る」

こと自体が目的になっていました。

でも本来は違います。

ブログの目的が「自分の経験や思考を発信すること」なら、デザインを100点にして記事を0本公開するより、

デザインが70点でも、誰かに届く記事を1本公開した方が目的に近い。

つまり、

完璧主義を捨てる必要はない。
何に対して完璧を求めるのかを変えればいい。

私はこの一文を、この記事のキーフレーズにしたいです。


考えることをやめるのではなく、考える方向を変える

考えすぎる人に、

「とにかく行動しよう」

と言っても、あまり意味がないと思っています。

考える癖は簡単には消えないし、消す必要もありません。

むしろ、

「失敗しないためには?」

から、

「目的に1mm近づく次の行動は何か?」

へ問いを変える。

考える力を、行動しない理由を探すためではなく、次の一手を決めるために使う。

それだけでも、思考の役割はかなり変わります。


最後に

この文章を書いている時点でも、このブログは完成していません。

たぶん半年後に見返したら、

「ここを直したい」

と思うところがたくさん出てくると思います。

でも、それでいい。

2年前の私は、納得できる状態になるまで公開しようとしませんでした。

今回は、未完成のまま始めます。

考えすぎることをやめたからではありません。

何のために考えるのかを決めたからです。

そして、考えた結果を小さく行動に変えて、また考える。

このブログ自体を、その実験場所にしていこうと思います。


次に読んでほしい記事

「メタ認知とは何か|自分を一歩引いて見るだけで判断が変わる」

自分の思考に入り込みすぎて動けなくなったとき、「自分が今どう考えているか」を一段外側から見る方法について整理します。